【社長向け】1分コラム
【社長向け】1分コラム
作成日:2021/03/01
「同一労働同一賃金」、「ジョブ型雇用制度」、「テレワーク」、「評価制度」…



「同一労働同一賃金」、「ジョブ型雇用制度」、「テレワーク」、「評価制度」など各企業の対応が新聞紙上をにぎわしています。当事務所では、昨年から事務所通信等で情報発信してまいりました。各会社の経営思想で対応が大きく分かれているところです。まだ間に合います、出来る限り早めのご相談をお勧めいたします。

法改正、税法改正、労働法改正、最低賃金変更、市場環境変化・・・・経営者は毎日、毎時間、変化に対応するための判断、決断を求められています。

人間の脳は、「判断、決断する」事に膨大なエネルギーを使います。ホモサピエンスは、約20万年前に誕生し狩猟生活を続けてきました。農耕生活はわずか数千年前です。狩猟生活は、不安定な食糧獲得の生活の中で、出来る限りエネルギーを節約することがデフォルトとなりました。生存戦略として、大きなエネルギーを使わないように「判断しない、決断しない」省エネモード運転を選ぶような身体になったのです。

「同一労働、同一賃金」については、まだ多くの中小企業は判断、決断していない状況です。「仲間の会社がまだやっていない。」「他社がやってから考える。」今回も省エネモードが働いているようです。

 

「人間は、見たいものしか見ない。知りたい事しか入ってこない。」


人間は、1秒間に4000億ビットの情報を受け取っています。4000億ビットは50GB。インターネットで、WEBページ16万ページの情報が1秒間毎に脳に送られてきます。しかし省エネモードのため、普段の脳の処理能力は2000ビット(=250バイト=0.25KB)程度に制限され、99%の情報を捨てています。エネルギーを消費しない「都合の良い情報」を選んで処理するように出来ているのです。

必要な情報だけを抽出してインプットする脳の機能の事をRASシステム(Reticular Activating System)網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と呼ばれています。「決断、判断しないように、平凡な情報」を選んで処理しています。つまり「面倒そうだな。」と感じる物事は脳が「見ないようにしている。」のです。


その一方で、意識することで「意識的選択」する性質も持っています。他の言い方をすると、「意識的に関心を持つことで、興味・関心のある情報を引き寄せるのです。」

 

心理学でいうところの「カラーバス効果」です。今日のラッキーカラーは「赤」と意識した人は、一日中「赤」色の事柄を見つける事になるのです。つまり人は、「自分の見たいものを、選択して見るのです。 

脳を怠けさせている限りは、目標達成や成功はおぼつか無い物となります。逆に「成功や目標達成」を強く意識することで、「成功や目標達成」を引き寄せるのです。ナポレオンヒル「引き寄せの法則」、ロンダ・バーン『ザ・シークレット』(
The Secret)など様々な本が出ていますが、すべてはこのような脳の特性で説明されています。現代社会においては「怠け者の脳」に明るい未来を引き寄せる力はありません。「意識的選択」をする事で、「怠ける脳を」意識的に怠けさせない努力が成功のキーとなる事が脳科学的にも説明ができます。

もし、「面倒くさそう」と感じられましたら、まずは当事務所ご相談ください。出来うる限り皆さんが「省エネ運転」でも対応できそうな解決案を一緒に考えてまいります。

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