【社長向け】1分コラム
【社長向け】1分コラム
作成日:2017/03/29
長時間労働についてA




 今回も「長時間労働」についてです。

 1月号は、「人生は、トレード・オフである」こと。
 
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月号は、「責任を負わない、リスクテイクしない者は、長時間労働の監獄から抜け出せない」と書きました。


 いったい長時間労働とは何なのか。どう対応したらよいのか。どうしたら無くすことができるのか。

 しかしそうは言っても、職業人生において学ぶ機会、環境が少なかった人たちがいきなり自律的な働き方し、冒険的な人生選択をすることは難しいでしょう。

 なぜなら意志がある人たちはすでに自律した人生選択を実行しているだろうし、意志の無い人達は、実行しない選択をしているからです。


 
 顧問先の労使トラブルで、「労働者は、労基法で権利が保障されるのは当然だ。会社がどうなろうが、労働者の責任ではない。インターネットにも書いてある」と口角泡を飛ばす劣化した輩を数多く見るようになりました。

 法律以前に、道義、道徳、義理、人情、マナーという社会規範があります。

 おおよそ会社という組織では、こういった社会的規範ではなく、労基法が優先されるような誤解があるように感じます。

 特に零細企業の経営者は、ますます強くなる労働法による、雇用管理コスト増大、経営リスク増大などから、負担だけが増加していくことを理解する必要があります。

 もし10年後も会社を発展させてゆきたいのであれば、中小零細企業の経営者は根本的な考え方を変える必要があるでしょう。

 次号では、解決の現実的動きと方向性を記していきたいと思います。

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