EV自動車、自動運転技術等で世界トップメーカーのテスラ社(米国tesla)。
わずか52週間で最安値$187、最高値$900。大きく上昇、下落を繰り返しています。
このような乱高下をボラティリィティと呼んでいます。株の世界では、テスラはボラティリィティが大きいリスク銘柄と言われています。
仮にテスラ株を1000万円持っていたとしたら、翌日に株価が下がり500万円になってしまうようなことが起こりえるのです。
直近では、令和3年1月24日に$894をピークに下降し、3月5日$563。わずか一月程度で、約4割の資産を失う出来事が起こっていました。
この時、資産価値が減ってゆく状況を目の当たりにした、多くの一般投資家は、平常心を保つことができず、損切りし、テスラ株を売ってしまいました。
私たちは調子のいい時ばかりでありません。調子の悪い時期もあります。
今回、当社の失踪した従業員の無責任な行動によって、ご依頼いただいていたお客様に大変なご迷惑をおかけいたしましたこと、大変申し訳ございません。
業務体制の見直し、再発防止に取り組んでいるところでございます。
今回の事件で、5月、6月と事務所全体が、お客様からのクレーム、問い合わせに何とかお答えするために全職員が一生懸命誠実に対応してくれました。
まだすべて解決したわけではありません。
失踪した社員がお客様から依頼を受け、放置した案件のボリューム、内容など顧問先様ごとに全体像が把握できた段階で、お客様に正直に事情を話し再度依頼内容を確認して処理させていただきました。
ご立腹されている社長様、担当者様へ、お詫びに伺いわせていただきました。
大変残念ですが謝罪どころか、即契約解除と告げられた事業所様もありました。
こんな状況でも社長様、奥様から励ましの言葉や温かい言葉をいただくことが多々ありました。
「先生、同じ経営者として先生の気持ちはよくわかるよ。どんなにかわいがっていた従業員でも、何の理由もなく辞めたりする。社長って辛いよね」
車に戻る私たちに会社の玄関先から社長、奥様から「先生、まだまだ頑張るんだよ」と大きな声でエールをいただくこともありました。
目頭が熱くなり、社長や奥様のような“人の心の痛みのわかる経営“を志そうと誓いました。
「調子のいい時は良くて当たり前、調子の悪いと時に真価が問われる」
どんなに辛くても、怒り、やるせなくとも、前向きに平常心で過ごす。
こんな時でも、私たちを応援してくれる会社様がたくさんいらっしゃることに感謝の気持ちです。
より良いサービスを提供できるよう頑張ります。
私は、テスラのCEOイーロン・マスクの挑戦する姿、前向きな姿勢が大好きです。
イーロン・マスクは数多くの失敗をしてマスコミ、ニュース等でも多くの批判を受けてきました。
2年前までは赤字続きで、ネガティブな批評家に酷評されてきました。
それでも、前向きに挑戦し続けています。
テスラ株を持ち続けることは、損得だけでなく、その会社の志、ビジネスを応援することであると私は考えています。彼が、不調の時こそ一層、彼の心の痛みを受け止め、応援していくつもりです。
どんなにボラティティが大きくとも、一時的に損失が出ても彼を応援する為に、テスラ株を手放すことはないでしょう。