妻と二人で、食事をしました。2階のお部屋に通され着席。
妻が真正面の席に座った、私の顔を見て一言いいました。
「歳をとったね。私たち」
確かに、見た目は白髪・薄毛・目の下の垂み・加齢性のシミ・しわ。年相応の初老の夫婦に見えるはずです。
私の毎朝のルーティーン。5時20分頃、「モーニングノート」につらつらとペンを走らせる。
朝の身支度を整えたらすぐに、気に入っているパイロット製ボールペンを持ち、A4ノートを開き、書き始める。
本当に何も考えない。思いつく事を2~3頁。
夢の内容、昨日の出来事、今日やりたいこと、将来やりたいこと……。
心も頭もまっさらな状態でこだわりなく書いていく。読み返すことも、誰に見せることもなく、自由に書いてます。
ここ数年、自分が歴史の中の、この時代、この場所に生まれてきたことの意味のようなものをよく書くようになってきました。
そして「すべてが揃っていること」、「自分がしたいと考えることがいつでもできる時代、場所、環境に生まれてきていること」にハッと気付きます。
若さや体力が衰え、失われてゆくように感じると同時に、なぜか今望むものはすべてあるのだな、今も昔も、すべてを持っていたのだなあ。いつでもできる状態だったのだとしみじみと理解できてくるのです。
無職、35歳フリーター時代に決めた「夢実現リスト」は残りあと3つです。
あと数年以内に実行、実現できると考えるとワクワクしてくるのです。
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの実業家サミュエル・ウルマンの詩です。
【青春(Youth)】
青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安易(やすき)に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は年齢を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。
私たちは毎日「人生で一番若い日」を過ごしています。
そして毎日自分を再発見し、理想を忘れなければ毎日「青春」を生きることができます。
みなさんも、モーニングノートを書くことをお勧めします。
理性的な頭で、できない理由、やらない理由を毎日探し続けているのは誰なのか?
まっさらな気持ちで向き合うモーニングノートは、自分をがんじがらめにしているのが、自分自身であることを発見させてくれるでしょう。
そして、すべてのことがすでに揃っていること。すべてを、既にあなたが持っていることに気づき、理想ベースから人生を見つめなおせば、きっと毎日ワクワク過ごすようになります。
だってまだ将来やるべきことがたくさんあり、より良い社会に貢献できる事も無限なのですから。
(*この習慣は「ずっとやりたかったことを、やりなさい」:ジュリアキャメロン著 を参考に行っているものです。著作中では朝日記、モーニングノートの仕方を紹介しています)